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FAQ

「桧ウッドピアフロア」の他社との違いは何ですか?



・徹底した人工乾燥によって含水率を下げ、10%±2%にしています。
・人工乾燥時に木の中に発生する力を特殊装置によって平滑にしているので、そりや狂いがほとんど出ず、クレームの原因がありません。
・節補修は、本物の桧の枝の輪切りを埋め木して行います。
・埋め木の周囲は、細かい隙間も手作業にて再度補修しています。
・節の割れによる斜めのくい違いが出ないので、靴下のひっかかりが起こりません。
・原板から総てワイドサンダーの加工なので 節の欠けが少なく 逆目が起きない上、最終仕上げは不織布バフによって光沢が出て、塗装のムラも出ません。
・桧はヤニが出るため最終仕上げは出荷の直前に行いますので、ヤニが出る迄に施工出来ます。
・実の形状は床鳴りの一番少ないと言われている「R付きテーパー実」なので、床鳴りのクレームが少ないです。
・寸法精度は±0.1oなので、広い面積での延べ巾の違いが少ないです。
・自然塗料による塗装の商品があります。
・原板を末元24p以上の太さの丸太から作っているため流れ節が少なく、芯のある板は除いてあるため丸い節が多く、素足で歩くと感触が良いです。


 
「無垢材」で床暖房対応のフロアは出来ますか?



完全な床暖房対応の「無垢材フロア」は出来ませんが、人工乾燥の技術によって、天然乾燥では出来ない木材の性質を引き出して、床暖房で使用する45℃〜50℃の温度と、それによる含水率
の変化があっても、巾やそりの変化を従来の1/3にする事が出来ます。
実際に行った施工実験でも結果が立証されたのでカタログにもグラフを記載し、実用上差し支えのない程度の変化の「床暖房準対応フロア」と表示しました。「杉ウッドピア圧密フロア」が準対応商品です。
東京ガス・大阪ガス・東京電力等の完全対応の商品ではありません。



床に張った後の圧密材のメンテナンスはどうしたらよいですか?



自然塗料の塗装膜は薄いため 使っている内に剥がれて来ますので、オスモのエキストラクリアーの市販品を上塗りして下さい。
最初は2〜3年後を目途にして、その後はおよそ1年に一度塗って下さい。
塗り方は簡単です。粘り気はサラダオイルくらいですので、布に付けて薄く延ばすだけです。
塗り終えて2〜3時間の内に乾いた布で拭き取って下さい。そのまま乾燥させると、ロウ成分が残って滑りやすくなります。



圧密フロアのメンテナンスに市販の塗料やワックスは使えますか?


石油系の塗料の成分には自然塗料を傷めるものが多いので使わないで下さい。
自然植物系の原料の白木用ワックスや塗料なら使用出来ます。



圧密フロアの表面が汚れたら水拭きをしてもよいでしょうか?


水拭きは出来るだけ避けて下さい。
原則は乾拭きですが、どうしても水拭きをする時は固く絞ってから拭き、汚れが取れたらすぐに乾拭きして下さい。



養生テープを剥がす時に塗装面を傷めない剥がし方はありますか?


・ゆっくりと剥がして下さい。
・テープの粘りを弱めて剥がす為に、テープをドライヤーで熱しながら剥がしてもらうのが一番良い方法です。
ネバネバがフロアに残りましたら、オスモの洗浄液で軽くこすれば取り除けます。



圧密フロアに自分でカラー塗装 又は 好みの塗装がしたいのですが。。。


圧密フロアは杉・桧ともにクリアー塗装品が標準ですが、現場での塗装を行う場合にはご指定により「無塗装品」も販売いたします。
「無塗装品」は水が入ると圧縮が戻りますことをご了解いただく事にしております。



「ブラック」「セピア」の色は経年変化しないのですか?


両方とも少しずつ淡くなって来ますが、色が無くなり原板色になる事はありません。
「なんとなく薄くなって来たかなぁ」というくらいの色の変化です。



「クラシックセピア」とはどんな商品ですか?


木は紫外線等で日焼けして徐々に黄色になって来ますが、
杉の赤白の混じった「源平」の商品はその特長のコントラストが人によっては「少し強すぎる」との意見があり、
白の部分を少し焼いてコントラストを弱めたのが「クラシックセピア」です。
これは圧密にしか出来ないカラー商品で、俗に「こんがりおせんべい色」と言われる色です。
落ち着いた色相で、目に優しい色となっています。
圧密焼き付け後の塗装は「ブラックフェイス」と同じです。原板は杉の赤身と白身の混じった節有りの「源平材の特一等」です。



「床暖房準対応商品」と記載されていますが「準対応」とはどの程度ですか?


建材メーカーでは現在、国の床暖房対応の基準が設定されていないので、
東京ガス・大阪ガス・東京電力等のエネルギー供給会社が独自に作っている基準をクリアーした商品を「床暖房対応商品」としております。
80℃で500時間〜1,000時間等の使用上あり得ない試験において、縮み1o以内を許容範囲に設定している為に、合板等しかクリアーしていません。
「無垢材」の性質の基本である「湿気の出入りによって室内の湿度を調節する機能」が無視されて基準が設定されているのです。
実用上差し支えない程度の伸び縮みの範囲を1.5oと考えて、それ以下に動きを抑える事が出来たのでJスマイルではあえて「準対応」と表示する事にしました。
実験データも明記して、今まで他社ではデータすら無かった「無垢材」の商品を、Jスマイルでは自信を持って販売しています。



床暖房を使いたい時はどの商品が適していますか?


Jスマイルの圧密フロアなら基本的には全部使用出来ますが…

・ 縮みによる隙間の多少
・ 表面のそり
・ 床暖房を入れてから表面までの立ち上がり時間
・ 表面の節の有無と、芯材か辺材か(等級・木柄)
・ 価格

上記の事を考慮するとお勧めは…
・ 巾 …105o(隙間が小さく そりが小さい)
・ 厚み…15o (ヒーターの温度ムラを平均化出来る)
・ 長さ…1820o 又は 3900o(どちらでも同じ)
・ 等級・木柄…お施主様の好みによります(ブラック・セピアを含む)今までのベストセラーは赤身の節有り材(赤特一)です

具体的な商品としましては…
・ 3900(1820)×15×105 赤特一  ハード塗装
・ 3900(1820)×15×105 源平特一 ハード塗装
・ 3900(1820)×15×105 上小小節 ハード塗装
・ 3900(1820)×15×105 ブラックフェイス ハード塗装
・ 3900(1820)×15×105 クラシックセピア ハード塗装

巾 120の商品は、縮みによる隙間の多少・表面のそりが、巾 105の商品より少しだけ大きくなります。



杉圧密フロアを脱衣室に使いたいのですが、水によく濡れる場所でも使えますか、又どの商品が適していますか?


自然塗料による塗装の為 水を吸い込みますので、使用された時は凹凸が多少戻り、凹凸むらが出来ます。
しかし、それだけ足にベトベト感がなく、気持ちの良い感触となります。
どちらを優先されるのかは お施主様の考え方です。
適した商品としては、水にも白アリにも強い「赤特一」をお勧め致します。



桧圧密フロアは実際にはどこに使われている事が多いですか?


発売して1年ですのでまだ数量は少ないです。
昨年 三重県の小学校2校に採用されて、延べ 約3,000坪が教室や廊下に使われており、非常に好評です。
一般住宅ではリビングダイニングに使われており、椅子を使用しても ほとんど傷が付かない事で評判です。
(桧はベースとして杉より堅いので、年輪の凹凸は少ないですが、見た目以上に堅くなっています)



「無垢材」のフロアや羽目板が合成建材類と大きく違うところはどこですか?


昔は基本的には木をそのまま使って、「こんなものだ」と理解して皆が使っていたのです。
でも使っている内に、使いにくい所…「曲がる・縮む・割れる・腐る・燃える・大きい物が無い・弱い」等、欠点というより
「無垢材」の性格そのものに不便を感じて、「合板」という使いやすい商品が開発され、
「曲がりにくい・縮みにくい・割れにくい・腐らない・燃えにくい・大きなサイズもある・安定品質」の商品となっています。
「使いやすい・簡単・施工クレームがない」という、施工する側にとっての好都合となっており、お施主様・実際に家に住む人の健康は二の次になっている事が多いのです。
ですから、ほとんどの皆様が「無垢材が良い・無垢材を使いたい」という気持ちになるのは、施工する側ではなく、住む人の側に立って気づくものなのです。
接着剤と石油製品で木を固めたのが「合板・新建材」です。健康に良いはずがありません。
いかに接着剤と石油製品を使わずに、使いやすい住宅資材を作るかが技術力であり、Jスマイルの目的でもあるのです。
技術力・品質管理が不充分なメーカーの商品は「使いにくいクレームの多い無垢材」となってしまします。
Jスマイルの商品は理想の規格を守る事に心血を注いでいます。
品質の妥協は、お施主様の了解の範囲内でしか致しません。



アトピーやアレルギーがあるのですが大丈夫ですか?


症状を引き起こす原因は色々とありますので100%とは言えませんが、症状を引き起こす原因となる成分が、
合板の建材・石油系塗料の商品よりはるかに少なく、自然界にあるものだけなので大丈夫です。
それでも「塗装品は心配だ」と言われる方には、無塗装品のフロアや壁材をお勧め致します。



塗装はホルマリン規制に合格しているのですか?


標準の塗装は、ヨーロッパ最大の木材塗料メーカーであるドイツのオスモ社製の自然塗料で行っています。
日本よりヨーロッパの方が、環境・健康についての歴史があり合格数値も厳しいのですが、それらにすべてパスした塗料です。
当然 日本のホルマリン規制の法律にもパスしており、F4に合格した検査証もありますので、必要であれば提出致します。
Jスマイルの商品は安心してお使いいただける塗装商品です。



万一、キシミ音が出た時は、メーカーとしてどのように対応してくれますか?


キシミ音の原因は90%が施工方法だと言われていますが、
工務店様と共に原因を見つけて適正な対処方法をご指導致します。
万一、フロア自体が原因であった場合は交換等の責任をとります。



杉・桧の圧密フロアに合った 上り框・式台・巾木はありますか?


昨年からお客様のご要望が増えて来ましたので、集成材の芯の上に同じ圧密材を貼ったり、
巾ハギをするなどして作っています。カタログ・価格表をご覧下さい。



内装用の商品を外部に使いたいのですが。。。


外装に使用すると、雨・風・直射日光等、商品にとって厳しい環境になります。
埋め木の接着剤は節の伸び縮みに付いて行けませんので、埋木がはずれる可能性があります。
雨に濡れて巾が伸びて盛り上がって来たり、直射日光によって縮んだり反ったりしますので、外部に使った時にはメーカーとしての責任は持てません。
従って使用出来ないと思って下さい。外部に使う時は、適した加工刃形がありますので、「外部用」とご指定下さい。



室内でペットを飼っているので「無垢材」フロアを使いたいのですが、傷は付きますか?


動物は、爪によって床に踏ん張ったり、爪で床を掻いたりするので、圧密フロアでも傷は付きます。
しかしペットは、堅くて滑る床より、傷が付いても滑らない床を好むのではないでしょうか。
杉の無垢材には臭いを吸収する力があるので、ペットの臭いも少なくなります。
ペットの好きなフロアにするか、傷が付かない事を優先するかは、ペットを飼う人の考え方です。



無塗装品と塗装品はどちらが良いでしょうか?


 

無塗装品      

自然塗装品 

汚れ

   ×

   ○

   △

   △

木の香り

   ○

   △

メンテナンス

   ×

   △

手触り

   ○

   ○

ホルマリン

   ○

   ○

圧密商品

   ×

   ○

耐久性

   △

   ○

価格

   ○

   ×














無塗装品、自然塗装品ともに良い所は色々ありますが、以上の事を総合的に考えると、
塗装品はフロア材に向いていて、無塗装品は壁・天井材に向いていると言えます。



包装は段ボールですが、コストから考えるとシュリンク包装で良いのでは?


確かにシュリンクフィルム包装は段ボール包装の半分以下のコストで出来ます。
塩ビやポリエチレンフィルムは水・空気を通しませんし湿気も通しませんので管理は楽です。
しかし中の商品は自然物「無垢材」です。呼吸をするので、外気との通気によって、使われる環境に馴染ませ、
施工した後の歪み・狂いをなくさなければなりません。乾燥材でも水分が0ではありません。
試しに、フィルム包装された「無垢材」の商品を太陽の当たる所へ1〜2時間出しておいてみて下さい。
必ずフィルムの内側に水滴が付きます。しかもその水滴はなかなか消えません。
不充分な乾燥の材は、それがカビの原因になります。段ボールなら、出て来た水分を吸収し外に出してしまうので、いつでも安心です。
また、段ボールにはクッション性があり中の商品が傷付きませんが、フィルムだとすぐに傷付いてしまいます。
さらに、フィルムだと日光を通すので、実の部分が日焼けして変色してしまいます。
これが、コストはかかりますが段ボール包装にしている理由です。メーカーの良識と考えています。

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